ひと目でピンとくる 伝わる写真の撮り方

Grain Photoとは

サイトの目的

日頃から様々な現場で写真を撮る傍らで依頼者やモデルさんたちとお話をしていると、けっこうな頻度で写真の撮り方についてのお悩みを相談いただきます。内容をよくよく伺ってみると、だいたい同じようなところで躓かれているのがわかります。

写真の構図やライティング、カメラの操作には原理原則がありまして、原則に沿って撮影するだけでアウトプットのクオリティが飛躍的に向上します。もちろん自己流でトライアンドエラーを繰り返しながらでもこれら原理原則は理解できるかもしれませんが、あらかじめ正しい知識を知っておくことで数倍早く身につけることができます。

これまでは1to1で写真の撮り方についてご相談いただいたり、写真撮影講座などで参加者の方々に直接お話ししてきた内容ですが、もしかしたら同じような課題をお持ちの方が世の中にはけっこういらっしゃるのではないかと思い、こうやって読み物として公開することにしました。具体的な撮影シーンを題材として、原理原則をできるだけわかりやすく説明しながら撮影テクニックを紹介します。

想定している読者像

「写真撮影を本業としていないけれど、何かしら仕事で写真を撮られている方々」を想定して記事を書いています。

<想定している読者の例>

  • eコマースの商品写真撮影担当
  • SNSアカウントやオウンドメディアの担当
  • 対外広報や社内コミュニケーション担当
  • イベント主催者

こういった方々は写真を撮ることが本業ではく、eコマースで商品を販売することであったり、SNSでフォロワーを増やしたり、広報として媒体社に自社記事を書いてもらうといった本業があり、そのための手段や道具として写真が必要になっているのではないでしょうか。とはいえ、プロカメラマンに発注するにはお金がかかるし、自分で撮るにしてもイマイチうまく撮れないと悩まれている方も多いのではないかと思います。このサイトではそういった「仕事で写真を撮らざるをえなくなった方」にとって役立つ内容を掲載していきたいと考えています。

コンテンツの構成

「写真の撮り方」に関する本であったりウェブサイトは世の中に星の数ほどあるわけですが、本を読んでわかったつもりになっていても実際に撮影現場では想像通り撮れないものです。一方でひたすら自己流で写真を撮り続けたとしても原理原則を理解していないと、ひたすらトライアンドエラーの繰り返しでイメージ通りの仕上がりになるまでとても時間がかかります。原理原則の理解とその実践をバランス良く進めることではじめて、現場で自由自在にコントロールできるテクニックが身につくものです。本サイトでは

撮影テクニック

「こういった写真を撮るには」という具体的なテーマをもとに、どのように撮影すべきか、その根拠となる原理原則はどうなっているのか、とテクニックとロジックをセットで解説します。

作品解説

私は個人ワークとして他の方が撮影した写真のモチーフを拝借して、自分なりに工夫しながら撮影してみることがあります。元のモチーフの写真を撮りたくてやっているわけでなく、撮影の過程で自分が知らないテクニックを習得したり、頭では理解しているけど実際にやったことがない手法をトライして体験として脳裏に焼き付けることを目的としています。スポーツの世界でいえばロードワークと同じようなニュアンスで自分自身の基礎力の鍛錬としてやっています。

こうやって撮影した写真をベースに、具体的な撮影テクニックや、そのテクニックを選択した背景などを説明します。みなさんがこういった写真を撮る機会は少ないとは思いますが、ここで紹介するテクニックの中で「これは自分の現場で使える」というものがあるかもしれません。私自身がロードワークとして習得しようとしている項目をみなさんにお伝えできればと思っています。

撮影機材

私がどういった機材で写真を撮っているか紹介します。とはいえ、単純な機材紹介だけでは他メーカーの機種をお使いの方には全く役に立たないと思いますので、なるべく汎用的に、どのメーカーの機材であっても多少なりとも参考になる内容があるように記載しようと考えています。

サイト名について

Grain Photoの”grain”とは「粒」とか「粒子」といった言葉です。その昔、フィルムで写真を撮っていた時代、現像から上がってきた写真をよく見るとフィルムならではのノイズや粒子感のようなものを感じとることができました。この粒子感のことをフィルムグレインといいます。当時はこの粒子感をなるべく目立たなくするようフィルムメーカーも工夫していたわけですが、デジタル全盛の今の時代においては、むしろこの粒状感こそがフィルムならではの雰囲気を表現しているようにも感じられます。実際にPhotoshopやPremiereでこの粒状感をあとから追加するようなプラグインも存在するほどです。

このサイトではフィルムグレインの「grain=粒」にあやかって、構図や絞りといった明確にデジタルに表現できる指標だけでなく、気配や感覚といった心情に訴えかける要素まで含めて写真の撮り方を伝えていきたいと思っています。そんな思いをこめてGrain Photoというサイト名に込めました。

運営

このサイトは企業のインハウスフォトグラファー、Masahiro Hayataが運営しています。普段は所属している会社のあらゆる写真撮影ニーズに応じて写真を撮影しています。多いのはイベントの記録、エグゼクティブポートレートや商品撮影。時にはスポーツ撮影なども。あわせてeコマースの店舗運営担当者向けに商品写真撮影セミナーも定期的に行っています。