ひと目でピンとくる 伝わる写真の撮り方

Canon EOS Rシステムへ移行

はじめに

Canon EOS EFとPhaseOneという2つのシステムを併用しつつも、既存機材の老朽化、最新機材と比較してのスペックの見劣りなど悩ましい点が多々あったので、システムを一新することを決意しました。新しく移行するのはCanon EOS Rシステムです。

メインボディEOS R5

前記事でも記載しましたように、EOS EFのフレキシビリティやPhaseOneの高解像度高画質の両立を狙って2017年ごろからシステムの刷新を画策していました。当初はEOS 5Dsの後継機種を狙っていました。2016年に仕事で一度EOS 5DsとEF11-24mm F4Lをレンタルして使ってみたことがあるのですが、高解像度機+最新のレンズの組み合わせによる解像感の高さにびっくりしたものです。このとき旧来からのEF24-70mm F2.8Lもつけてみたのですが、いわゆる最新のレンズと比べると解像感の違いは如実に出ていたのです。そのようなわけでEOS 5Dsの後継機種を待っていたところ、2020年7月9日にEOS R5が発表。これがまさにEOS 5Dsの後継といっても差し支えないスペックで登場したわけです。

一般的には8K動画や高速連写について語られることが多いですが、特に琴線に触れたのは以下のポイント。

  • ボディ内手ブレ補正
  • 高感度耐性
  • 4500万画素
  • AF追尾性能の強化

イベントの写真を撮る機会が多いのですが、会場は基本的には暗いことが多いので手ブレ・被写体ブレ対策は必須です。一般的には光量を稼ぐためにフラッシュを使うことを思い浮かべる方も多いかと思いますが、イベント現場でフラッシュを炊くと登壇者は眩しいし来場者も気になってしますのでイベントの進行を妨げてしまう可能性もあります。ですので余程のことがない限り私はイベント現場でフラッシュを炊きません。でもそうなるとノーライトで撮影できるだけのブレ対策が必要になってきます。手ブレを防ぐにはボディ内手ブレ補正&レンズの手ブレ補正。被写体ブレを防ぐにはISOの高感度耐性が必要になってくるわけで、R5はいずれのニーズも満たしてくれています。

サブボディEOS R

左:EOS RP 中:EOS R 右:EOS R5

そのようなわけでEOS R5の購入は決定。発表直後より品薄報道が出ていましたが、例に漏れず私も予約注文から到着まで2か月半もかかりました。手元に到着したのは10月1日。

メインボディはEOS R5で決まりとして、同時にサブボディも検討しました。実は2019年4月にプライベートで使うお手軽軽量フルサイズミラーレスとしてEOS RPを購入していたので、これを業務撮影時のサブボディとして使えないかと画策していました。Rシステムのエントリー機といえどフルサイズはフルサイズ。EOS 6D MarkIIと似たようなスペックなので、サブであればこれで十分だと考えていました。そんな中、9月上旬にスタジオ撮影が入ってきたので、EOS R5が届くまでのつなぎとしてEOS Rを購入。R5到着後すぐ売却すれば、買値とさして違わない価格で売ることができるので、レンタルよりもしっかり使い込むことができる分、短期間でも購入した方がいいと判断。そして使い始めたEOS Rですが、当初よりサブで使おうと考えていたEOS RPとは全くフィーリングが違うことに気づきました。

カタログスペック的にはEOS Rの方が画素数や連射性能に優位性が見いだせるわけですが、私が感じたのは以下2点です。

  • シャッター幕
  • レリーズ時のレスポンス

EOS RPはセンサー前にシャッター幕がついていないので、レンズを外すとセンサーが丸見えです。私はけっこう頻繁にレンズ交換を行う撮影スタイルですので、交換時のゴミ混入はけっこう気を使います。レンズ交換はボディのマウント部を必ず下に向けてレンズ外しますし、交換そのものも5秒以内には終えます。それだけ気を使っていてもゴミは混入するものなので、ましてやセンサーむき出しだと言わずもがな。ということでシャッター幕搭載のRはレンズ交換時の安心感が違います。

そしてカタログスペックに現れない点ですがRPよりRの方が操作時のレスポンスが全体的によいです。メニューやプレビュー表示、レリーズ時のフィードバックなどが若干早いのです。慣れで解消できるレベルの差ではあるのですが、R5と一緒に使うシーンを考えるとRPのレスポンスは若干ストレスになりそうだと感じてしまいました。ちなみにR5とRではレスポンスにあまり違いは感じません。

そのような理由で、元々ファミリー用途として購入してサブ機利用に流用しようとしていたRPでしたが、サブ機として使うにはRの方がフィーリングに合っていることがわかりました。またファミリー用途として軽さを求めるのであれば、APS-CのEOS M3も持っているので、カジュアルさでは間違いなくEOS M3です。ということでEOS RPのポジショニングが微妙になってしまったので、このシステム刷新のタイミングRPは売却することとしました。

まとめ

そのような経緯でメインボディEOS R5、サブボディEOS Rの2台体制でEOS Rシステムへの完全移行を敢行。基本的には使い慣れたEOSのインターフェイスなので使い方に戸惑うことはないのですが、新しい機能やメニューの呼び出し方はまだまだ慣れないものがあります。現場でマゴつくわけにはいかないので、撮影に必要な動作を無意識に行えるよう早々に慣熟する必要があると考えます。

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